2026年8月16日 nojima T.LEAGUE 男子 琉球アスティーダ vs T.T彩たま
前日の岡山戦を制した勢いそのままに、琉球アスティーダはシーズン2戦目のコートに立った。初戦をものにしたメンバーのプレーには、自信に満ちているように見える。何より、篠塚大登が海外遠征から帰国し、そのままチームに合流。雰囲気はさらに盛り上がった。対戦相手は、T.T彩たま。試合開始と同時に、フロア全体が歓声に包まれた。
トップを託されたのは、チョ スンミン/大島祐哉(琉球アスティーダ)のペア。相手は坪井勇磨/有延大夢。しかし、いきなり歯車が狂う。第1ゲーム、8-11。第2ゲーム、7-11。ストレートで敗戦。決して大差ではなかった。昨日と「違う」という空気だけがフロアに残った。

▲コンビネーションよくプレーした有延大夢(右)/坪井勇磨
琉球アスティーダは、流れを止めなければならない――そこで起用されたのは、篠塚大登だった。相手は木造勇人。第1ゲームを10-11で落とし、フロアがざわついた。しかし第2ゲームは11-8、第3ゲームは11-4、そして第4ゲームは11-1。押し切る勝ち方だった。トップの黒星を、篠塚の勝利でマッチカウント1-1とした。

▲先輩・木造勇人に勝利した篠塚大登。「今日帰国だったので、心配な部分がありましたが、自分のプレーができたと思います」とコメント
流れはここで、琉球アスティーダに傾いた。3番、吉村真晴。対する神巧也にも譲らぬ気迫があった。第1ゲームを9-11で先行を許すも、吉村はそこから表情を一段引き締める。11-7、11-6、11-4。ゲームを追うごとに好調なプレーをみせ、点差は着実に広がっていく。その姿は、大黒柱の風格だった。3番を取り、マッチカウント2-1とリードする。

▲チームの大黒柱の役割を果たす吉村真晴(琉球アスティーダ)
迎えた4番。大島祐哉(琉球アスティーダ)は、トップのダブルスで悔しさを味わったばかりの選手だ。相手は酒井明日翔。だが、コートに立つ大島に、第1マッチの陰りは見えなかった。11-7、11-8、11-6。サービスを軸に、自分のプレーに徹し、3ゲームを連取。ダブルスの敗戦を、シングルスの勝利で挽回した。

▲昨日に続いて気迫溢れるプレーで勝利した大島祐哉(琉球アスティーダ)
最終スコアは3-1。トップを落としながらも、篠塚、吉村、大島がそれぞれの立場で試合の主導権を握り直した、地に足のついた逆転劇だった。この日、パルコシティの観戦者数は1492人。買い物客の目線も自然とコートへ向かう、そんな商業施設ならではの熱気が、連戦2勝目の後押しとなっていた。